スマホのおかげで治安は向上したのだろうか?
スマホってセキュリティ・ツールとしてすごいポテンシャルがある。
- 事件や事故を目撃したら、すぐに通報できる。
- 写真や動画をとって証拠も残せる。
- 音声の録音もできる。
- GPS機能があるから、居場所がわかる。(誘拐とか失踪の捜査に有効)
実際、モバイル端末からの通報は多いはず。今の時代、誰もが携帯を持っているわけだから、警察にいつでも通報できる「治安スパイ」がそこら中にいることになる(笑。もちろん、良い意味でね。
証拠を残すという意味では、米国の警官による黒人射殺事件で、スマホで録画されたから表面化した。闇に葬られかねない事件を白日の下に晒したわけだから、スマホのお手柄。(目撃者が言葉で訴えても、裁判で水掛け論になる。動画で記録したことが大きい)
あと、動画ではなく録音というのも意味が大きい。いつもいつもスマホを構えて録画なんてできるわけがない。場合によっては、こっそり録音することで証拠を残すことができる。
このサイトでは、スマホよりもICレコーダーを推奨しているけど、ともかく、「こっそり録音」というのは身を守る術になる。
ということで、スマホのようなモバイル機器がセキュリティに大変役立つことは疑いがない。
しかし、スマホが普及してから、事件が減ったとか、犯人の検挙率が増えたとか、そういう記事を見たことがない。
役立っているのは間違いないと思うのだけど。